スポーツにおける色彩

色にはさまざまな効果がありますが、スポーツの世界でもこの効果は活用されています。
例えば、ハードル競技。ハードルというのは、いくつものバーを跳び越していく競技ですが、目につくのは倒す数です。とくに失格になるわけではないのでよく見かけますね。あるとき、ハードルのバーの部分の色を黄色にしてみたことがあるそうです。すると・・・
バーを倒す人の割合が減ったそうです。これは、バーの色を進出色の黄色にしたことによって遠くからでもよく見え、距離感がつかみやすくなったために歩数あわせがしやすくなったからのようです。
スポーツのユニフォームには、選手同士や観客がお互いのチームを区別しやすくするという役目があります。なので、ユニフォームに使われる色は彩度が高い色や、白や黒のようなメリハリのきいた色にする必要があります。
また、色には心に働きかける力があります。一概には言いきれませんが、一般的には赤系は気持ちを高揚させる色なので、反対に気持ちを落ち着かせる青系の色よりもユニフォームにむいているといえるでしょう。アメリカのフットボールの選手たちは、試合前に真っ赤に染められた部屋に入り、闘志をみなぎらせるのだそうですよ。
ところで、さきほどユニフォームの色について青系より赤系のほうがむいているという話をしましたが、我が日本代表の‘サムライブルー’には、日本の国土を象徴する「海」と「空」の色・スピード感を表しています。

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク