栄養士と管理栄養士の違いと利点

さて、前述したとおり、この二つの資格について決定的な違いは、より専門的で高度な業務に取り組めるかどうかにあります。栄養士の資格を持つ人が管理栄養士の国家試験を受けられることからも、管理栄養士の職務は栄養士の業務を大いに賄(まかな)うことができます。
管理栄養士にしかできない業務として、都道府県などで定めた給食提供施設や保健所での栄養指導、栄養士養成学校の教授や教える立場の人間は管理栄養士でないといけない、という決まりが一部であるようです。
では栄養士にできて管理栄養士にできない業務はあるのでしょうか?答えはありません。しかし、実はその逆も問題ない場合もあります。
例えば、病院での栄養管理は管理栄養士ではないとだめなのではないか?というイメージがありますが、法的には一切問題ありません。
栄養士の資格でもって、学校や介護施設などの栄養管理や指導を行うのは支障のないことなのです。ただし、管理栄養士はより豊富な知識を持ち合わせ、高度な内容の業務に取り組めることから、需要も高く、就職などに有利なのが現状です。
また、受け入れる側の問題として、栄養士ではなく管理栄養士が法的な規定に基づいて栄養指導を行うと、保険診療報酬(医療保険から医療機関に支払われる治療費のこと)が支払われることからも、実は病院などにとっても管理栄養士が指導してくれた方がありがたいのです!
しかし大事なのは、資格に甘んじることなくより精進したい、社会的に認められる経験の積んだ人間になろう、という思いかもしれませんね。

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