チーム医療の一員としての栄養士

“NST”ということばを聞いたことがあるでしょうか?
「Nutrition Support Team」の略で、主に病院で医師や薬剤師、看護師、栄養士、臨床検査技師などの医療スタッフが一つのチームを組み、様々な分野の観点から患者さんの栄養管理を行うチーム医療のことです。
NST内の栄養士の役目として、患者さんの食事・栄養状態から合併症や副作用の危険性を判断したり、栄養療法の提案、また食材や治療に効果的な食品の情報を医師らに提供することなどが挙げられます。
NST制度はアメリカで1970年代に誕生したもので、NSTのスタッフになるための資格試験があるほど浸透しています。最近では非常に注目を集めている形態ですが、日本ではまだこの制度を取り入れている病院は数少ないのが現状です。
全ての病気において、栄養管理を怠(おこた)ると治療の効果が半減したり、逆に副作用や合併症を引き起こす可能性もあることから、NSTの活躍は今後大いに期待されています。これにより入院日数の短縮や医療費の削減が実現し、患者さんの負担も軽減される訳です。日本での1日も早い普及を望みたいですね。

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