肥満の原因1 食事調節の異常

 肥満になる原因として、医学的には3つに分類されています。
そのひとつが「摂食調節の異常」です。簡単に言えば、食べる量を調節できないということです。
 よく、「満腹中枢が働かない。」なんて食欲がおさまらないときに冗談で言ったりしますが、
この満腹中枢が働かなくなると、実際に肥満となってしまうのです。
 また、満腹中枢のほかに空腹中枢もあります。
人間はもとより、動物は空腹になるとこの空腹中枢の働きにより食欲がおこり、
満腹になると満腹中枢が働いて食べるのをやめろうとするのです。
 腫瘍などの影響で満腹中枢に異常が起きると過食となって肥満になる場合があります。
先天的に満腹中枢に障害がある場合もあります。
 これらに異常がない人や、体重が軽い人でも激しい食欲を示す人がいますが、
このような人は満腹中枢が通常より高いレベルにあると考えられています。
 この領域での肥満は素人にはどうしようもないことですので、専門の医療機関を受診することに
なるでしょう。
参考文献:堀清記ほか 金芳堂「健康と運動の生理学 改訂5版」 2006年

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