紙オムツと環境

 育児の中でも大変だったオムツ替えが、現在では紙オムツの登場で簡単で便利になりました。しかし、この紙オムツ。簡単で便利という利点だけを見て選択していいものなのでしょうか?
 ロハスな生活を目指すには、まず第一に環境に優しい(環境を配慮した)生活を心がけなければなりません。
ところが、紙オムツは石油を原料とした科学素材(ポリプロピレン)で製造されています。つまり、地球上の限りある資源のうちの一つである石油を使っているのです。もっと言えば、限りある資源を使い、そして捨てしているのです。
また、使用後の紙オムツはダイオキシンとも関係しています。水分を多く含んだ紙オムツは焼却炉の温度を低下させる原因になっており、低温焼却時に排出されるダイオキシンを発生させやすい状況を作っているのです。
他にも、いま各自治体で取り組んでいるゴミ削減運動がありますが、乳幼児の紙オムツだけをとってもこのまま行くと年間約21万トン(年間出生数100万人×排泄物を含む紙オムツ一枚を100gとして計算)の紙オムツゴミが出ることになります。これに介護で使用する紙オムツも加われば大量な紙オムツのゴミが出る計算になります。
 戦争時の物資不足に人々の知恵によって生まれた紙オムツは、今や忙しい現代人の手間と時間を省くための利便品となってしまっています。
そしてその利便性は、私達の住む美しい地球を少しずつ蝕んでいっているのです。
紙オムツは、ママにとって優しくても環境にとっては優しくありません。

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