薬膳を取り入れよう

医療機関で出される薬は人工的で科学的医学的なものですが、それと同じ役割を果たすものでかつ自然のものが「薬膳」です。
薬膳は、中国で生まれ、今日では立派な「医療」として位置づけられています。
簡単に言うと、病気を治す食事、それが薬膳です。
薬膳の基本は、体温にあります。
中国医学では、人間の体温を「熱・温・平・涼・寒」の五感にわけ、それぞれ自律神経の調子によって変わってきます。
例えば、自律神経の調子が悪いと、血管の収縮を調整する働きが悪くなります。
その結果、「冷え」症になります。これが、「涼」または「寒」の状態なのです。
体を温める効能を持つ食材を摂ることで、この体温を「平」に持って行きます。
体を冷やす食べ物
体を温める食べ物
熱を冷ます食べ物
滋養作用がある食べ物
粘膜を保護する食べ物 etc・・・
こういった効能を持つ薬膳を、その四季折々に旬な状態で体に摂り入れることで、
病気の予防や、病気の治療に役立つといわれています。
薬膳に使用される「生薬(しょうやく)」にはたくさんの種類があります。
聞きなれたものとしては、クコの実やべにばな、ユリの根と言ったところでしょうか?
ただ、こう言った生薬はスーパーで簡単に手に入るわけではないので、薬膳初心者の方がチャレンジするには、ちょっと難しいかもしれません。
そういう場合は、一般の野菜で薬膳を作っても、まったく問題ありません。
「この食品を使用しなければならない」と決まっているわけではないので。
その食材の持つ効能を知り、意識的に摂取する事が一番大事なのです。
例えば、トマトは体を冷やす。
カボチャは体を温める。
こういった知識だけでも十分です。
冷え性の人は、トマトよりもカボチャを多く摂取すればいいのです。
また、インド料理に使われるスパイスも一種の薬膳です。
今は、自宅で本格的なカレーを作る人が増え、市販されているスパイスの種類も増えてきています。
様々なスパイスを入れた、手作りカレーを作ってみてはいかがですか?
立派な薬膳料理になります。

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