エコツーリズムの歴史

日本におけるエコツーリズムという概念の歴史はまだ浅く、1994年に日本自然保護協会によって「エコツーリズムガイドライン」が発表された事から始まりました。
ちょうどバブルが終焉を迎えた時期です。
バブル期では、いわゆる「マスツーリズム」と呼ばれる旅行スタイルが中心でした。
マスツーリズムとは、
 ・気晴らしを目的とした団体旅行
 ・自然破壊、地域文化へ悪影響を及ぼす旅行
 ・自然や文化を配慮しないガイドのいる旅行
 ・自然を破壊する大規模な施設を利用した旅行
 ・自然や地域から利益を収奪する旅行
といったまさに、自己中心的な私利私欲のための旅行スタイルのことです。
このマスツーリズムの横行によって、美しい自然や文化は急速に減っていってしまったのです。
それではいけないと危機感を持った人々によって、1998年、日本エコツアーリズム協会が発足されました。
国際連盟による「国際エコツーリズム年」であった2002年をうけ、2003年に日本政府が観光立国行動計画を発表しました。
何事も民より官が出遅れているのが気になりますが、同じ2003年には環境省による「エコツーリズム推進会議」が発足され、本格的なエコツーリズムの普及に乗り出しました。
また環境問題意識の高まりや、ロハスな考えを持った人々が増えた事によって、エコツーリズムはますます広まってきています。

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