なんで今オーガニックなの?

昔からあった無農薬野菜。
では現在のオーガニックブームともいえる現象となにが違っているのか。一番大きな違いは、昔からあった有機というのは、食品に限定されていることが多かったのに比べ、現在のブームは衣食住にまたがっているということです。
実際オーガニック食品は昔から存在していたのです。有機野菜も昔からあったにもかかわらず、自然食品、健康食品、無農薬野菜という名前で今までうられていました。
従来の有機という言葉が自然食品を相手にしていたのに比べ、現在使われているオーガニックという言葉がカバーするのは実に食品すべて、そのほか衣食住すべての分野にわたるところが一番大きな発展といえます。
その一因としては、オーガニックと言う概念を包括的なものとしてマーケッティングする中で、市場がひろがり、オーガニックにこだわった多種多様な製品を扱うスーパー、デパート、生協、宅配ビジネスなどが急激に増えたことがあります。
またそれを扱う外食産業の増加もオーガニックを広める結果となってきたのです。今まで、体にいいものはまずい。そういったイメージが強かったのに対し、オーガニックには、グルメと言う言葉すらあてはまるようなおいしさをねらった外食産業が増えています。
しかも大手企業では専門の「オーガニックチーム」なる組織を作り、アメリカの認定機関とも提携し、本格的に開発を狙っているところもあるといいます。そういうところではオーガニックが「売れる」産業であるとそうみているわけです。そこに従来のものとの違いがあります。
しかし、現在のオーガニックブームは、従来の健康への関心が再燃したというよりは、消費者のライフスタイルや意識の変化にあるという意見もあります。
ただ、体によいというのではなく、全体的な視点から衣食住のほぼ全域にまたがっているのが現在のブームだからです。
自然との調和、地球への思いやり、共存、そういった要素も含まれているため、を実行するためにそのひとの生活そのものが問われることになります。つまり、単に健康のため、というよりも、そのひとの考え方や知識、そういったものも問われることになるわけです。
「安全」、「美味グルメ」、「高品質」、「クオリティーオブライフ」、「高級感」、「知識層としての意識」、「自然への理解」と「健康」の探求、などなど、そういったものが組み合わさって包括的なコンセプト、「オーガニック」を生み出しているのです。

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