緑の革命とオーガニック

私たちがオーガニックを消費することは、それを生産している人を思いやる気持ちでもあるのです。
私たちが消費するコットンなどは多くが途上国から輸入されています。
その途上国の多くは先進国が開発に必要と称して途上国に政策として用いられたGreen Revolution通称「緑の革命」に基づいて多くの農薬や化学肥料を使用しています。
緑の革命は、60年代に増え続ける人口に対して食糧難が危惧されたときにそれを根底からくつがえす手段として途上国に適用された開発政策の一環です。
コットンを例にとると、コットンの農薬消費量は群を抜いて高いものになっています。農薬を使用して生産することがいかに効果的かということが提唱されてきた中、農薬にかかる費用は年々増してきたのが現実です。農薬や化学肥料が生産できない国もあることから農薬を購入するということは数々のリスクを伴います。
第一に途上国でその負担をまかなうには農場主が借金をしなければできないことが多いのです。
第二に、農薬の購入に使われる借金は、不作のときには大きな負担となり、それは購入元の先進国との依存関係すら作る原因となり、国家の財政を圧迫することにもなりかねません。
第三に、化学肥料に依存し、単一栽培に徹することは、その土地が従来持つ土壌を無視した栽培を行うことになります。また、繰り返し同じ作物をつくるために同じ農薬を使用したりすることは、害虫が耐性を持つことにもつながりかねません。
長期的に土壌が汚染され、人々の健康が脅かされることを考えてもいかにそれが持続的でないかということがわかると思います。最終的には農薬を使ったほうがオーガニックに比べ、ロスが多いということです。

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