手掌多汗症

局所性多汗症の中でも、最も多い症状なのが、手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)です。
手のひらは、手に汗を握るというように、交感神経が高まると汗をかきやすい部分です。
そのため、手のひらに汗をかきやすいというだけでは、手掌多汗症とはいえません。
手掌多汗症の特徴は、緊張したときや精神的な要因がないのに、
いつも手のひらにびっしょり汗をかいてしまう症状の人を指します。
手掌多汗症といっても、その汗をかく程度は人によって様々です。
多少の汗なら、気にすることも無いですが、汗がしたたったり、パソコンや、本、ノートが濡れてしまう人など、
日常生活に支障をきたしてしまう場合もあるようです。
ところで、なぜ体温の調節と無関係に手のひらに汗をかくのでしょう。
ずっと昔、人間が槍を使って動物を追いかけたり、敵からすばやく逃げるというような
生活を送っていましたが、手のひらが乾燥していると強く物を握れなかったりするので、
滑り止めとして、手のひらの汗は必要なものだったそうです。
つまり、手のひらの発汗は滑り止めの役割をもってて、上記のような場合に、
意識しなくても交感神経が興奮して身体を調節し自然と汗が出てくるものなのです。

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