心技体

 通訳者の活躍の舞台は、日本国内とは限りません。また、メディアや大勢の目に触れるような場で
通訳をしなければならないこともあります。このようなことから、通訳者は私たちが考えている以上に
身体的にも精神的にもストレスがたまります。
 特に、会議や要人などの通訳の場合、専門的な用語が飛び交う上に、同時通訳のためにものすごい
集中力を費やしています。会議などが大きくなればなるほど時間も長くなったり、プレッシャーを
感じたりして、余計に疲労してしまいます。
 通訳ガイドでも、何日も観光に同行したり、多くの人の行動に目を配ったりしなければなりません。
また、旅行先では思いもよらぬハプニングなども起こるため、冷静でいなければなりません。
 時には失敗することもあるでしょう。そのような時も引きずらす、良い経験だと前向きに考え、
次に向けての糧にできるような、そんな柔軟な考え方も自分を追いつめないようにするためには
必要なことです。
 以上のように、通訳者は通訳技術そのものに加えて、強い精神力や体力が求められる「心技体」の
職業なのです。

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